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20111116

軽やかな香りはJo Malone

昨日は、オリオン座がくっきりと見える夜。音も面白かったですね。空気が冷たくなるにつれ、夜空がどんどん美しくなる季節。そして、香りを纏うのも、秋冬の楽しさかもしれません。

お 食事屋さんで邪魔にならないよう、眠るときにしかつけないことが多いのですが、最近、よく登場するのは Jo Malone の一番人気でもあり、数種類のダマスクス・ローズの開花寸前のつぼみのブレンドのおかげで、花びらの甘さと芯の部分のみずみずしい酸味が同時に香る Red Roses(ライトグリーンフローラル)。そして、Persicaを象徴するような Nectarine Blossom & Honey(フルーティー)。

フレグランスの系統はシトラス、フルーティー、ライトグリーンフローラル、フローラル、スパイシー、ウッ ディといったものに分かれます。私の好みはフルーティーに集中することが多いです。もしこのブランドで他の香りも買うなら、English Pear & Freesia(フルーティー)、French Lime Blossom(ライトグリーンフローラル)、White Jasmine & Mint(ライトグリーンフローラル)、Wild Fig & Cassis(ウッディ)、あたりも良いかも。

と、たくさんの香りをあげられるように Jo Malone のフレグランスのコンセプトは、贅沢な素材にこだわった心地好い香りであることやコンバイニング(異なる香りを混ぜ合わせる)にあるので、ひとつひとつのインパクトはあっさりとしています。つまりは、いくつも揃えてコンバイニングしてみたくなるわけでオソロシイブランドヤー

ラルティザンパフュームのような厚みやストーリーで包んでくる感じではありません。表層で楽しみたいとき。あまり深く考えたくないときに使っています。

厚みや複雑さを良しとするか、アイロンの効いたような正統派な印象を大切にするか。フランスのブランドとイギリスのブランドの違いでしょうか。

イギリスのスノッブな文化はアヘン戦争時の中国からの影響を強く受けていると言われています。当時の中国の影響ということは儒教文化。だとしたら、日本人にとっても馴染み易いものかもしれませんね。

Jo Malone