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20111115

背筋の伸びる映画「ハート&クラフト」

エルメスはひとつも持っていないのですが、とても憧れているブランドです。いつか手に入れて、子供に引き継いでいくことがあれば良いな。(エルメスだけじゃなくて、ブランドものは家族から受け継いだものか、誕生日にいただいたものしか持っていません)

我が家の教えでは、ブランドものを買う場合、その成り立ちを知ること、製品のラインナップを知ること、素材の扱いに慣れていること。そして、それを手に入れて、持って歩くだけの場所があることが求められます。ぬー、、、エルメスは未だだー。。。

そして、そこに近づく一歩。エルメスの職人さんを垣間見れる「ハート&クラフト」を観てきました。

1837年、パリの馬具工房として誕生したエルメス。その根幹を支える職人が、皮革やクリスタル、シルクと向き合う姿を映し出します。

静 かで気高い映画でした。色が練られ、一針一針が丁寧に革に通され、金属のひとつひとつが磨かれていきます。職人の顔が映されているのですが、みんなとても 良い表情をしています。労働者でなく、職人であること。この映画を観たあとは、自分が身に付けているものが愛おしく、そして、あのように愛を持って働く ぞ、おうっ! ってな感じになります。

Lu Studioでは、他にも何本かの映画がかかっていますが、もっとも洗練されているのは「ハート&クラフト」で、あとはフランスの風俗記録的な映画として観に行くのがいいかもしれません。

併せて、歩いて5分の場所にあるポーラ ミュージアム アネックスの写真展「モードの時代」もどうぞ!

ハート&クラフト

ブランドのクリエイティブに関する映画で、スピード感もあって面白いのは、シャネルの「サイン」です。買って、繰り返し観ても飽きません。↓
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