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20140723

fashion photo


■天才

Irving Penn

1917年ニュージャージー州生まれ、2009年死去。1934年にフィラデルフィアのindustrial art museum schoolに入学し、Alexey Brodovitchに師事。Alexander LiebermanがアートディレクターをしていたVOGUEに勤める。

画家を目指し、1942年にはメキシコに渡っていることもあるためか、その写真の構図は宗教画の影響を受けているとも言える。。単純な背景と北側からの間接光によるニュートラルな明るさを好み、自然光を強調するために人工光線を使うテクニックを取り入れ、後のファッション写真に多大な影響を与える。写真1枚を撮るのに時間をかける。弟はBonnie and Clydeなどで知られる映画監督のArthur Penn。

 

Richard Avedon

1923年生まれ。12歳の頃にはコダック製カメラブローニーで写真を撮るようになっていた。コロンビア大学で哲学を学んだ後、1942年から1944年の間、軍役としてブルックリンにあったUnited States Merchant Marine (平時には商船隊として活動するが戦時には米海軍の輸送船団の役割を果たす)の基地に勤務し、機関誌The Helm 用の写真撮影に携わる。除隊後ファッション写真家を志し、まずニューヨークにあった高級女性衣料店Bonwit Tellerに無料で広告写真を撮る。またBonwit Tellerでの写真やUnited States Merchant Marine での身分証明書用写真、自らの姉妹のルイス・アヴェドンをモデルとした写真等をポートフォリオにまとめてハーパース・バザーの編集者アレクセイ・ブロドヴィッチのもとに持ち込み、1944年デビュー。2004年死去。

シネマティック

 

 

■性の解放先鋭化

Helmut Newton

http://user.tninet.se/~ryk484d/newton/newton.htm

1920年ドイツのベルリン生まれ、1938年にユダヤ人の迫害のためにドイツを離れ、1948年オーストラリアの女優ジューン・ブラウンと結婚。戦後、フリーのカメラマンになり、作品はPLAYBOY誌を始めとする雑誌に載るようになる。1956年、VOGUE UKと契約してロンドンに移り、1961年にパリに住まいを移し、仕事の範囲を広げる。1980年代にbig nudeというシリーズを打ちたて、2004年死去

fashion photoの価値を芸術に昇華。エロティシズム

 

Guy Bourdin

1928年パリ生まれ。空軍在籍時に写真と出会い、デパートでレンズ販売員やアメリカ領事館の仕事を経て、画家として厳しい生活を経験後、1955年にVOGUE FRに見出される。モダニスト写真のエドワード・ウェストンの影響を受け、 マン・レイとも交流。シュールリアリストの影響を受けた、複雑なストーリー性を帯びた写真を撮る。1966年からはシャルル・ジョルダンの広告キャンペーンを手掛け一気に名声を得る。1991年死去。

 

 

■TVメディアの台頭によるアイコンフォトグラファーの誕生

Peter Lindbergh

http://www.peterlindbergh.com/

1944年ドイツのリッサ(現在ポーランド領)生まれ。1971年に写真家ハンス・リュックスの助手となり、2年の見習い期間の後、広告写真家として独立。ファッション写真に専念するため1978年にパリへ移り、ナオミ・キャンベル、リンダ・エヴァンジェリスタ、タチアナ・パティッツなど数多くのトップモデルを撮影。テレビCMやミュージック・ビデオの撮影も手がけ、1991年には初の短編映画『Models: The Film』を監督している。

女性の動きが美しい。アクセサリーポージングは彼が出しつくしたとも言える。

 

Steven Meisel

1954年NY生まれ。最初はファッションデザイナーの元でイラストレーターとしてキャリアをスタートし、パートタイムでパーソンズ美術大学で講師をしたこともある。Irving PennやRicherd Avedenを敬愛し、elite model managementのtestshootingから始める。seventeenの編集者の目に止まり、本格的に写真家に転向。長年アメリカとイタリア版ヴォーグ誌、またドルチェ&ガッバーナ、プラダ、ヴェルサーチ、アルマーニ、カルバン・クラインなどの広告も手がけているキャンペーンキング。インディアンの血を引く個性的な容姿で自身もモデルをするほとのヒップスターでありながら、秘密主義。Madonnaの「SEX」を撮影。

 

 

■アンチファッション、スタイル表現とマーケティングの関係性

Max  i-b THE FACE

アントワープ6、マルタンマルジェラ

 

Bruce Weber

http://www.bruceweber.com/

1946年アメリカ合衆国ペンシルベニア州生まれ、オハイオ州グランビルのデニソン大学で演劇と芸術を専攻していたが、ニューヨーク大学に移り映画制作を学ぶ。1982年のCalvin Clainの下着の写真で一世を風靡。

一緒に暮らして撮影する

 

Juergen Teller

http://juergenteller.tumblr.com/

1964年ドイツのエアランゲン生まれ、1986年からロンドンを拠点に活動している

X GENERATION

:http://fashionpost.jp/posts/14735

 

Terry Richardson

http://www.terryrichardson.com/archive/#/

1965年にアメリカのNYで生まれる。父はBob。

ライティングがうまいけれど、脱オーセンティック

 

Inez van Lamsweerde & Vinoodh Matadi

http://inezandvinoodh.com/

1986年からオランダで活躍するユニット

ポートレートがうまい

 

Mart and Marcus

http://www.artpartner.com/

http://jp.pinterest.com/ayaminishimura/mart-marcus/

1994年からロンドンで活躍するユニット

 

Nick Knight

http://nickknight.com/

1958年にロンドン生まれ

1979年にBournemouth Art Collegeで写真を始め、82年に卒業。85年に学生時代にスキンヘッドの人々を撮影した初の写真集『SKINHEADS』を発表します。その後、『i-D』のポートレートで注目され、1986年に『ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)』のカタログ写真の撮影に抜擢。それ以降、VOGUEやDazed & Confused、Another Magazineなどの有名誌のエディトリアル・ページで活躍。また、現在は「SHOWstudio」というワークショップを主催しており、ファッション、デザイン、音楽、ヴィジュアル・アートといったフィールドのクリエイターたちとコレボレートしながら、新たな作品を生み出しています。

クリエイティブの可能性

DIESEL #DIESELTRIBUTEは、ニック・ナイトがiPhoneで撮影

 

 

■Webが変えるファッションフォトの現在

Viviane Sassen

http://www.vivianesassen.com/

1972年オランダ・アムステルダム生まれ。1997年アーネム王立芸術アカデミー卒業後主にファッション・フォトグラファーとして「i-D」「Dazed & Confused」などの雑誌で、ミュウミュウ、ルイ・ヴィトンなどの広告キャンペーンの撮影に携わるようになる。2000年にプライベートで訪れたアフリカでの黒人の男女を独自の視点でとらえた写真が評価され、昨年のパリフォトではカタログ表紙や広告類に彼女の写真が起用されるなど、現在世界から最も注目を得ている写真家といってもよいだろう。2007年には「Prix de Rome」を受賞。2008年写真集「Flamboya」を刊行。2011年にはICP Infinity Award (Applied/Fashion部門)を受賞している。

 

日本人で世界的に活躍できている
Satoshi Saegusa

http://www.satoshisaikusa.com/fr/

 
総括
Mario SorrentiやMario Testinoも素晴らしいが、人としての魅力で乗り切ってしまっているところがある

 

体の2D化、精神との分離、匿名性、Anonymity

多様性、集合知、同時代性、マッシュアップ、synchronisity

今はemotionalな写真がはやっている

 


What is fashion

fashion photoを通して、ファッションを考える。写真が、ファッションの何を担ってきたのか

‘You're not supposed to give people what they want, you're supposed to give them what they don't know that they want yet’Diana Vreeland