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20140121

chocolatier

La Maison du chocolat
フランス。1977年にバスク地方出身のロベール・ランクスが創業。私がチョコレートを好きになるきっかけのメゾン。本国と日本で味が違うように思うし、たまに「あれ? 手を抜いた??」と思うときもあるが、長い目で付き合っていきたい。

Patrick Roger
フランス。1997年に独立後、パリでも不動の地位を築き人気の高いメゾン。パリ郊外のソー地区に広大なラボを有し、現在パリ市内および公害に6店舗。ベルギー・ブリュッセルにも店舗を構えている。ボンボンも良いが、ここのタブレットを現地のバゲットにざくっと挟み込んでいただくのも好きないただき方。カカオ70%以上のビターなチョコレートはエスプレッソやコーヒーによく合う。パリのお土産は、パトリック・ロジェのチョコレートが嬉し。

HIRSINGER
フランス。フランスでも2件しかない110年以上続いているショコラトリーのうちのひとつ、イルサンジェ。ジュラと銀座に店舗がある。複雑で繊細な味わい。但し、ひとつぶ800円~。日本の経営を行っているショコラコンコース、の親会社であるOGIDは俄然ブランド経営に向かない企業なので、このメゾンを殺さないことを祈っている。(ジョエルデュランはこけてしまった)

Thierry Bamas
フランス。2011年M.O.F.パティシエを取得した注目のパティシエ。ヨーロッパのチョコレートの発祥地ともいわれるバスク地方で唯一のM.O.F.所持者。バスク地方の食材とチョコレートのマリアージュ。La Maison du chocolat好きであることからも分かるように、フランス、チョコレートの場合は、特にバスク贔屓なのです、わたくし。

MORI YOSHIDA
フランス(日本)。吉田守秀が2013年にパリ7区に出店。アニバーサリー、パークハイアット東京を経て、地元・静岡に「ナチュレ・ナチュール」という経歴。

THEOBROMA
日本。ショコラティエは土屋公二。1999年に富ヶ谷に、ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマをオープン。ボンボンも美味しいし、マロンシャンパーニュは隠れた名品。

Decadence du Chocolat
フランス。日本らしさとフランスの伝統の融合を小さなチョコレートの中に鮮やかに表現。スパイスとチョコレートの独創的なマリアージュによる風味豊かなチョコレート。ホームページが安っぽい(売りたいのを前面に出しすぎ)あたりが、流石、グローバルダイニング。チョコレートは、カラフルで遊び心がありつつ艶めいていて、好きです。

CACAO SAMPAKA
スペイン。16世紀、中南米アステカで硬貨の代わりにもなっていた貴重な果実の豆、カカオを初めてヨーロッパにもたらしたのは、スペイン。そのスペイン王室御用達メゾン。チョコレートのスプレッドや栗を用いた商品もおすすめ。

The Tea Room
カルフォルニア。ミルクチョコレート1枚に約1杯分のお茶やフルーツ、ハーブティーが含まれたティーブレンドチョコレート。ヨーロッパから取り寄せた最高級のオーガニックチョコレートのみを使い、The Tea Roomのショコラティエチームがブレンドから抽出・成形・包装までを一貫して作り上げている。

MAST BROTHERS
NY。リック&マイケルのマスト兄弟がこだわるのは「手作り」であること。原料であるカカオ豆はマダガスカルやエクアドルの農園から直接仕入れ、包装までの各製造行程をすべて自分たちの手で行っている。NYで唯一、カカオを豆の状態からチョコレートに仕立てている。

Palet-dor
日本。三枝俊介がオーナーシェフを務める高級ショコラ専門店。白砂糖を使わず蜂蜜で甘さを出したチョコレートや、からだに優しいことにこだわりつくられたチョコレートを扱う。人格者だとか。人格者のつくるチョコレートは美味しいのか、現在、確かめるべく発注。

es koyama
日本。パリで開催されるチョコレートの祭典 サロン・ドゥ・ショコラで初出展でありながら2011年の外国人最優秀ショコラティエ賞を受賞、更にはC.C.Cで外国人、初出展ながらも最高位のタブレット5枚を獲得した小山進が率いるブランド。神戸からさらに乗り継ぎながら1時間程度移動する「ゆりの木台」にお店がある。買いにいくどころか、会って話まで聞いてきた(→Human dept. 小山進)。ミスチルの説教臭さや桜井さんの声が苦手で、そんなミスチル好きの小山さんのつくり出す味を受け容れられないかもしれないという懸念がありつつ、お話をする機会に恵まれた。「遠かった」で、美味しさが加味されてもいるが、カカオと小山さんならではの日本の食材マリアージュは食べられてよかった。


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