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20140205

film documentaire au sujet du mode

これ、完成してから公開しようと思ったら、途中飽きたりしていつになるか分からないから、とりあえず公開する。最初の[デザイナー]が完成してない。
……

[メゾン]
「ハート&クラフト」(2011・仏/42分)
スカーフ、バッグ、アクセサリー、クリスタルなどの工房を取材し、工房の様子、職人が素材を扱うときの技や音、そして職人たちの思いを捉えている。工房に実際に足を運び、話を聞いたような気持ちになる、雰囲気が伝わってくる作品。

制作者は明らかに「サイン」にインスパイアされてつくったようにも見えるけれど、やはりエルメスが題材なだけあり興味深い。メゾンエルメス10Fのル・ステュディオで2011年に鑑賞。


「サイン」(2005・仏/131分)
カール・ラガーフェルドが率いるシャネルのアトリエのドキュメンタリー。お針子、アトリエ主任、モデル、顧客、靴職人のマサロ、ルサージュの刺繍職人、ガロン職人のマダム・プージューを通して、シャネルを描く。下記の章立てになっており、とても観易い。

Episode 1:カール・ラガーフェルド始動
Episode 2:靴職人マサロの苦悩
Episode 3:憧れのブライダル・ガウン
Episode 4:工房の眠れぬ夜
Episode 5:ふたつのコレクション
ファッションドキュメンタリーとして、もっとも好きなドキュメンタリー。


[デザイナー]
ファッションを創る男~カール・ラガーフェルド~」(2007・仏/89分)
シャネル、フェンディのデザイナーとしてファッション業界のトップに君臨し、世界のファッション、流行を創りあげてゆくファッションデザイナー、カール・ラガーフェルド。カール自身も企画に関わり撮影されており、2年間でのべ200時間以上カメラを回し、ニコール・キッドマンを始めとするセレブたちとの写真撮影、緊迫のファッションショーの裏側、ドレスをデザインする様子など、仕事風景を収録。


カールがそこそこ面白いからつまらなくなりようがないと思う。「サイン」に比べると、ずっとカール自身を撮影している時間が長く、彼のパーソナリティに迫っている。

「マークジェイコブス」(20・米/分)

「シャネル」(20・/分)

「イヴ・サンローラン」(2011・米/分)


「イヴ・サン=ローラン その波乱の人生」(2011・米/84分)
「イヴ・サン=ローラン」とは異なり、デザイナーとしての作品と、その制作現場に密着したドキュメンタリー映画。彼の肉声によって天才の苦悩やウィットに触れることができる。彼が個人的に所有していたアートコレクションの数々や、好んで使ったモデルたちの証言、30年にもわたって世界のモードを牽引したコレクションの軌跡を辿りながら、モード全体の歴史や、クリエイターとしての文学的、音楽的インスピレーションにも迫っている。


ルーヴル-DNPミュージアムラボで同作品を公開していた。同会場では、「ゴヤの《青い服の子供》ルーヴル美術館のスペイン絵画コレクションに入るまで」も開催中であった。そこで展示されているゴヤが描いた《青い服の子供》はイヴ・サン=ローランとそのパートナーのピエール・ベルジェが収集した幻の名画で日本初公開だった。とても思い出深い絵画作品。この展覧会が私の毎日を鮮やかに変えた。


[ファッション誌編集者]
マドモアゼルC」(2011・米/84分)
世界一シックなファッション編集長と呼ばれ、仏版「VOGUE」誌の編集長として10年間活躍したCarine Roitfeld(カリーヌ・ロワトフェルド)。彼女に密着したドキュメントリー映画『マドモアゼルC~ファッションに愛されたミューズ~』

2011年に「VOGUE」を離れ、自身のファッション誌「CR Fashion Book(CR ファッションブック)」を創刊した。映画では、カリーヌの多忙なワークスケジュールに密着。ファッションショーやパーティの往来、雑誌撮影のシーンなど、ファッション誌編集長のグラマラスな日々を追う。また、昨年“おばあちゃん”になった58歳のカリーヌが私生活についても語る。「私のプライベートはとても平穏。30年も同じ男と一緒にいる。だから、私のファンタジーはファッションフォトに入り込んだのよ」と、冗談交じりに語る。そんな“ファッション界の女王”の日常とはいかなるものか。 制作会社は、「ファッションが教えてくれること(原題:The September Issue)」と同じ。ファッション編集者を扱ったものでは第二弾、となる。



「ファッションが教えてくれること」(2009・米/84分)
米版『VOGUE』の編集長 アナ・ウィンターを題材にしたドキュメントリー映画。監督はR・J・カトラー、プロデューサーはエリザ・ハインドマーチで、「VOGUE」2007年9月号の制作に密着。 同号は840ページ、重さは約5ポンド(約2kg)で、これまでに出版された雑誌の中で最大の内の1つになった。


私がアナ・ウィンターを好きなので、その分、興味深く鑑賞できたというところが大きい。インテリセレブ一家で育ったが故の冷徹さと、それが板についている感じが好き。圧倒的だから。「プラダを着た悪魔」と併せて観るのがおすすめ。


DIANA VREELAND ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」(2011・米/84分)
ダイアナ・ヴリーランドとは、ファッション誌「ハーパス・バザー」を経て「ヴォーグ」の編集長に就任し、幾多の伝説を創り出した天才女性エディター 。彼女はその真っ黒な髪や印象的なスタイル、独特な話し方も注目を集め、20世紀のファッションを創り出した天才エディターとして語り継がれている。

本作は、彼女の一生を彼女の孫の妻である監督が、生前の本人のインタビューや今を活躍するクリエーターたちのインタビューも織り交ぜて、生き生きと描いたドキュメンタリー。長年に渡るエディター時代を通じて、数多くのデザイナーや写真家、そしてモデルたちを見出し、ファッション、アート、音楽、映画などあらゆるカルチャーの可能性を切り開いた彼女の人生に迫る。


あんまり記憶にないけど、悪くなかった気がする。


[フォトグラファー]
ビル・カニンガム&ニューヨーク」(2011・米/84分)
NYタイムズ紙の人気ファッション・コラムを長年担当するニューヨークの名物フォトグラファー、ビル・カニンガムを追ったドキュメンタリー映画。ニューヨークの街角で50年以上もファッション・トレンドを撮影し、ストリートファッション・スナップの元祖的存在でもあり、鋭いセンスと独自の着眼点から、今年84歳となる現在でもファッションジャーナリズムに多大な影響を与え続けている。そんなカニンガムに8年がかりで撮影交渉し、撮影と編集に2年、通年10年の制作期間を経て完成した本作で、彼の知られざる私生活や仕事ぶりが初めて明かされている。

作中には米版ヴォーグ編集長のアナ・ウィンターやNYを代表するファッショニスタであるアイリス・アプフェル、カニンガムと同年代のモデル、カルメン・デロリフィチェらが登場。彼の人物像について語るシーンも見どころ。当初、1館のみで公開されたものの、またたく間に噂となり映画レビューサイトでは満足度99%を記録。全米で異例の大ヒットとなった。


ストイックで興味深い。スナップを撮る以外には何も興味が無いんだな、というのが分かる作品。この時期とか、映画を観すぎていて、予告みるだけでブルーになっていた頃だ。「映画もアートも、別に好きではないし仕事でもないのに、なぜ私は足を運ぶんだろう……」って。笑


アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」(2007・米/83分)
ローリングストーン誌から華々しいキャリアをスタートさせ、世界的な女性写真家として活躍を続けるアニー・リーボヴィッツ。世界中のセレブを相手に一流のポートレート・フォトグラファーになった彼女は、輝かしい大成功を収めた現在でも、「倒れるまで仕事をする」と語る。カメラはそんな彼女の原動力を探っていく。


「倒れるまで仕事をする」ことができるのは、恋人がスーザン・ソンタグ。彼女が両性具有的なメンタルを持っていたからかな…と、「倒れるまでは仕事をしたくない」私は思う。被写体の本質をひとかけらだけ引き出し、小道具を使って再構築。それでありながら、その人物を描き出しているという店で、アニー・リーボビッツの写真は絵画的と言える。写真が一覧でき、尚且つ、本人や彼女の関係者から撮影の裏を知ることができることが興味深い。


「アンリ・カルティエブレッソン 瞬間の記憶」(2003・スイス・仏/72分)
2004年8月、享年95歳。ロバート・キャパらとともに、写真家集団「マグナム」を設立し、小型カメラのライカと共に、スペイン内戦前夜やパリ解放、ガンジーの死など歴史的瞬間を撮った報道写真の先駆者tおして活躍。また、写真集『決定的瞬間(フランス語版タイトルは「逃げ去るイメージ」)』で独自の写真美学を確立し、世界中の写真家に多大な影響を与え、写真を芸術の域に高めた。

人前に顔をさらすのを嫌い、自身についてほとんど語ることのなかった彼は、人生の最期に初めてその半生と作品についてこの映像の中で語っている。映画は当時93歳のカルティエ=ブレッソン本人と、親交のあった写真家エリオット・アーウィットや劇作家アーサー・ミラーなどの貴重なインタビューで構成されている。

青春のメキシコ、捕虜収容所の脱走、戦時下のパリ、助監督もつとめた映画監督ジャン・ルノワールとの出会い、「マグナム」の仲間たちとの思い出、マリリン・モンロー、ココ・シャネル、トルーマン・カポーティ、サルトルとボーヴォワールら20世紀の顔を撮影したエピソード。カルティエ=ブレッソン本人の口から決定的瞬間の謎も明かされる。


この映画に登場するマリリン・モンローのポートレートが好き。


[ヘア、シューズ]
ヴィダル・サスーン」(2010・米/91分)
1950~60年代、イギリスの首都ロンドンを舞台に誕生した文化、スウィンギング・ロンドン。ミニスカートのマリー・クヮントとともにファッションシーンを牽引したヘア・スタイリストが、ヴィダル・サスーン。 サスーンのサロンには多くのモデルや女優、著名人が集った。ミニスカートの女王ツィギー、数々のファッション誌の表紙を飾ったトップモデル、ジーン・シュリンプトン。

それまでのスプレーで固めた窮屈なヘアスタイルではなく、「ウォッシュ&ゴー」(=洗ったまま何もしなくても出かけられる)と称されるスタイリングは、女性のヘアだけでなく、生き方をも自由にした。 彼の斬新なヘアスタイルはVOGUEの表紙をかざり、ロマン・ポランスキー監督「ローズマリーの赤ちゃん」ではミア・ファローのヘアカットを担当するなど、ロンドンだけにとどまらず世界中に広まっていった。


ヴィダルの実績は重々承知ながら映画自体は退屈。。。


私が靴を愛する理由」(2011・米/84分)
原題「God save my shoes」は、靴と女性の魅惑の関係に迫った世界初のドキュメンタリー映画。2011年9月のパリ・ファッションウィーク開催期間中にプレミア上映された作品。靴の魅力について心理学や社会文化的、エロティックな側面から追求し、靴が多くの女性を惹きつける理由を紐解くため靴の分野で活躍する人物にインタビュー。

Christian LouboutinのほかManolo Blahnik(マノロ・ブラニク)やPierre Hardy(ピエール・アルディ)、Walter Steiger(ウォルター・ステイガー)などのシューズデザイナーが出演し、熱狂的な靴愛好者をはじめファッション史家や編集者、心理学者、セックス専門家からの視点も絡めて構成されている。なお、公式Facebookではインタビューの未公開映像が公開された。


ちょっと狙いすぎ。このブランド出して、性的somethingと結びつけていれば、引きがあるでしょー、みたいなのが見え透いている。