現在、Ameba BlogよりコンテンツをBoggerに移管しています。
画像、Amazonが綺麗にリンクされていないものは徐々に
対応させていただきますので、ご了承下さい。

20140201

整頓。

今年も国際ランジェリー展が終わった。

タンガの流行が終わって、ハイウエストのパンティーが増えて、ブラもワイヤーを使わないアイテムが増えてきた。ずっと思っていたけど、ワイヤーは胸部の血流を妨げるし、タンガはよほど弾力のあるブラジリアンなお尻じゃない限り、かたちを壊すと思っていたので、いい傾向。

今年のオランダ版VOGUEでもワイヤーを使わないKriss SoonikのレースブラがBest of the Brasに選ばれていた。Kriss Soonikは、vivian westwoodの息子が立ち上げたAgent Provacateurでキャリアを積んだクリスのブランド。

それ以外だと、les jupons des tessは注目していて、日本に入っていなかったんだけど、今期から入るの。ローンチイベント
http://lgsblog.exblog.jp/21633275/

今、ちょっと気になっているのが、2010年に立ち上がっているはずの、TENというランジェリーブランド。
http://nookstore.jp/select/
このページの上から7つめ、いちばん右。公式サイトをみつけることができていない。

日本で注目しているのは、ワコールの研究所と、N.SENS。N.SENSはデザイナーさんがランジェリーをつくるための環境に恵まれていて、彼女の好きな世界観と私が好きなものがすーごい近い。言葉遣いも綺麗なの。その綺麗さには、言葉が身体に馴染んでいないぎこちなさがあるんだけど、これからがとても楽しみ。いつか会いたいなあ。


気付けば、10年くらいはランジェリーと美意識、女性、身体、文化みたいな単語が浮かんでくる。仕事も「恋愛」を扱うことがあって、「…よくわからない、私の経歴」って思ったけど。そういえば、お給料も編集としての教養を身につける以外は、ほぼランジェリーやレースやドレープや靴や身体づくりに費やしていた。「女性」を突き詰める下地や実績がある。嬉しい。やっと、どこに向かっていけばいいか、はっきり見えた。


[cf]
lingelie