知人のジェレミー・ベランガール目当てで観た作品。
クラシックで学んできたポリーナが、コンテンポラリーと出会い、自分のダンスを見出していくよくある物語で、映画としては面白くない。
□「パリ・オペラ座 夢を継ぐ者たち(BACKSTAGE)」(2016・仏/85min)
世界最高峰のバレエ団として名高いパリ・オペラ座バレエ団の舞台裏に迫ったドキュメンタリー。「ロパートキナ 孤高の白鳥」「至高のエトワール パリ・オペラ座に生きて」などバレエが題材のドキュメンタリーを多く手がけてきたマレーネ・イヨネスコ監督が、現役トップダンサーたちとその指導者、オペラ座バレエ学校の子どもたちの姿を通し、夢と伝統が受け継がれていく様子をとらえた。古典からコンテンポラリーまで数々の演目が全編を通して登場するほか、人気エトワールのマチュー・ガニオが語るダンサーとしての本音や新作に取り組む様子、ウリヤーナ・ロパートキナのリハーサル風景なども収録。
この監督、バレエのドキュメンタリーをせっせと撮るのだけど、毎度毎度冗長。
□「セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(DANCER)」(2016・英 米/85min)
跳躍がとても美しいダンサー。引退で踊ると決めた曲のセンスも微妙だし、身体中に入っているタトゥーの線がこのひとの実力と合っていないから、それが気になった。
□「ミスター・ガガ(MR GAGA)」(2015・イスラエル スウェーデン 独 オランダ/100min )
イスラエルを代表するコンテンポラリーダンスカンパニーのバットシェバ舞踊団。1990年から芸術監督・振付家を務めるオハッド・ナハリンに8年間に渡って長期密着取材したドキュメンタリー映画。ナハリンの振付作品の貴重な記録映像とダンスシーンとで構成される。また、独自のダンス・メソッド「GAGA(ガガ)」を考案し、現代人の身体感覚や直感的な感性を目覚めさせてきたその世界に肉迫。
2017年10月に彩の国さいたま芸術劇場での「ラストワーク」の長いトレーラーのような作品。亡くなったパートナーと、現在のパートナーにまつわる話が出てくるのだけど、それは上手に機能していない。
□「今日と明日の間で」(2011・日本/88min )
40歳になった首藤康之の2010年の1年間を追ったドキュメンタリー映画。
頭の悪さから来ているだろういいひと感が見ていられなかった。サントラを椎名林檎がやっているのだが、昭和歌謡感がすごかった。なんでバレエなのに、その節回しなんだろうという違和感で、映像と音楽がバラバラで記憶に残った。椎名林檎は映画はやっちゃダメかもしれない。
DVD「今日と明日の間で」
□「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(Pina)」(2011・仏 英 独/104min)
2009年に逝去したドイツの舞踊家ピナ・バウシュ。彼女が残した舞踏の世界を、「ベルリン・天使の詩」「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のビム・ベンダース監督が撮影したドキュメンタリー。
本編「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」amazon video
□「ブラック・スワン(BLACK SWAN)」(2010・米/108min)
ナタリー・ポートマン、ミラ・クニス共演の心理スリラー。監督は「レスラー」のダーレン・アロノフスキー。主演のポートマンが第83回米アカデミー賞で主演女優賞を獲得した。
ナタポもこの作品も好きだけど、この作品に過度な感情移入する女とは仲良くなれないと思わせる母子関係のぐずぐずからメンタルこじらせた女性のストーリー。
本編「ブラック・スワン」amazon video
DVD「ブラック・スワン」
□「バーレスク(BURLESQUE)」(2010・米/120min)
とにかくふたりのパフォーマンスがかっこよくて、それだけで何度も観られる。話は飛ばして、パフォーマンスのシーンだけでもいいかも。
本編「バーレスク」amazon video
DVD「バーレスク」
□「リトル・ダンサー(BILLY ELLIOT)」(2000・英/111min)
1984年、イギリス北部の炭坑町が舞台。11歳のビリー少年が、泥臭い街で父親の猛反発に遭いながらも、バレエダンサーを目指すストーリー。
□「トーク・トゥ・ハー(Hable con ella (TALK TO HER))」(2002・スペイン/)
『オール・アバウト・マイ・マザー(Todo sobre mi madre (All About My Mother))』のペドロ・アルモドバル(Pedro Almodóvar Caballero)監督が贈る究極のラブストーリー。劇中に登場する、ドイツの舞踏家ピナ・バウシュの「カフェ・ミュラー(Cafe Mullere)」「炎のバズルカ(Mazurca Fogo)」の舞台も見どころ。
『オール・アバウト・マイ・マザー(Todo sobre mi madre (All About My Mother))』のペドロ・アルモドバル(Pedro Almodóvar Caballero)監督が贈る究極のラブストーリー。劇中に登場する、ドイツの舞踏家ピナ・バウシュの「カフェ・ミュラー(Cafe Mullere)」「炎のバズルカ(Mazurca Fogo)」の舞台も見どころ。
□「ムーラン・ルージュ」(2001・米/128min)
1899年、夜のパリに瞬く魅惑のナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」が舞台。バズ・ラーマン監督。
□「フラガール」(2000・日本/103min)
□「エトワール(Tout pres des etoiles Les danseurs de l'Opera de Paris)」(2000・仏/100min)
パリ・オペラ座バレエ団のダンサーたちの素顔や日常をとらえたドキュメンタリー。エトワールという最高位を頂点に1つの階級社会が作られているパリ・オペラ座の舞台裏で、厳しく情熱的な人間模様が展開される。監督・撮影は「情事の後」などの俳優として知られるニルス・タヴェルニエ。本作が初長編監督となる。登場するのは、マニュエル・ルグリ、ニコラ・ル・リッシュ、オーレリ・デュポン、アニエス・ルテステュ、ジョゼ・マルティネズ、エリザベット・プラテル、藤井美帆などの有名ダンサー、振付師のイリ・キリアンやモーリス・ベジャールほか。
すっごい長く感じる。
□「コーラスライン(A CHORUS LINE)」(1985・米/113min)
『コーラスライン』は、1985年公開のミュージカル映画。監督はリチャード・アッテンボロー。アーノルド・シュルマンによる映画脚本は、ジェームズ・カークウッドとニコラス・ダンテによる1975年初演の同名のミュージカル作品の台本に基づいている。ファイナルナンバーの「One」はCMでも使われ、ミュージカルは劇団四季などでも上演されている。
□「愛と哀しみのボレロ(Les Uns et les Autres)」(1981・仏/185min)
1930年代から1960年代にわたり、パリ、ニューヨーク、モスクワ、ベルリンを中心とするフランス、アメリカ、ロシア、ドイツにおける2世代4つの家族の人生を描く。この4家族に加え、盲目のアコーディオン弾きが複数回登場する捻縄式のストーリー。